樺太犬「タロ」 [北大植物園☆]
映画「南極物語」で登場した,樺太犬「タロ」「ジロ」のうちの,「タロ」の剥製です。
この剥製は・・・
札幌市内の有名観光スポット,「北大植物園」内にある・・・
博物館で保存されています。
「タロ」の剥製は二重のケースで保存されているので,撮影が非常に困難です。
私の腕とカメラでは,これが限界です・・・大変見づらい写真ですが,ご了承くださいm(_ _)m
「タロ」と「ジロ」にまつわるエピソードは,映画等で,ご存知かと思います。
でも,生存が確認された後も,そのまま南極で過ごしていた事は
あまり知られていませんね。。。
南極で撮影された,「タロ」の写真です。
「タロ」は,他の樺太犬14頭とともに,首輪につながれたまま
南極に置き去りにされました。
犬を置き去りにして帰ってきた観測隊員達は,激しく非難されたそうです。
でも,観測隊員の人命を最優先し,また南極の生態系を守る
(首輪を放して置き去りにした場合,南極の他の動物達を襲い,
野生化してしまう恐れもあった)ために,首輪をつけたまま
犬を置き去りにした観測隊員達は,さぞや無念だったでしょう。
当時の極限状況を体験しても居ない人達に,
観測隊員達の行いを非難する事はできないと思います。
運命や試練という言葉では,あまりにも可哀想ですがね・・・
南極に置き去りにされた事を知った時,「タロ」はどんな思いだったでしょう・・・
一年後に隊員の姿を見た時,「タロ」はどんな思いだったでしょう・・・
「タロ」は,何も語りません。。。
「タロ」と「ジロ」を一緒に保存してあげたいという動きもあったそうですが,
剥製の痛みが激しく,移動させるのも困難だそうです。
現在南極では,1998年に施行された「南極地域の環境の保護に関する法律」
により,生きている生物の持ち込みが禁止されました。
当然,犬ぞり用の犬も,持ち込み禁止です。
「タロ」「ジロ」の悲劇は,二度と起きないでしょう。
それだけが救いです・・・
共通テーマ:ペット
>ritaさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
おやすみなさ~いw
by たかれろ (2007-10-07 07:48)
>takemoviesさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
ご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-07 07:49)
「タロ」「ジロ」って剥製になってたんですね。
知りませんでした・・・
by poyoyon (2007-10-07 09:09)
おはようございます。
いやあ相当ぶりにタロを見ますね。
懐かしい記事でした。
ありがとうございました。
by (2007-10-07 09:19)
>Krauseさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
ご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-07 09:36)
北大は図書館をよく使わせてもらっていますが、植物園の中もこういう展示があるのですね。
by (2007-10-07 09:46)
>poyoyonさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
「タロ」は,高齢で死亡してから剥製にされたため,
「ジロ」は,南極で病死してから剥製にされたため,
保存状態が悪いそうです。。。
見れるうちに,見ておいた方がいいかもしれませんね。
by たかれろ (2007-10-07 09:53)
>はっこうさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
私も,かなり久しぶりに植物園に行きました^^
たまには,いいものですね~
by たかれろ (2007-10-07 09:54)
>好(ハオ)くんさん おはようございます(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
地元にいると,なかなか行きませんね~
散歩がてら,行ってみてはいかがですか^^
それにしても,北大の図書館って
クーラー入らないものなんですかねぇ・・・
by たかれろ (2007-10-07 09:57)
>一真さん こんにちは(o・ェ・o)ノ
ご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-07 15:45)
この姿を見るだけで目頭が熱くなります、
いつも人を中心とした考えは好きにはなれません
どんな理由があろうとも人の命も他の生物の命も
その重さは変わらないと思う…
by 大将 (2007-10-07 16:06)
>大将さん こんにちは(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
「タロ」達,15頭のおかげで観測隊員達は
無事に生還できました。
私達にできるコトは,その事実を後世に伝えるコトでしょうね。。。
by たかれろ (2007-10-07 16:53)
本当にそう思いますね、犬死になんておぞましい言葉が有りますけど
後世に伝わり、同じ悲劇が起きないことが
この子たちの御供養になると思います、
そしてたかれろさんのようにこうして話題にする事で
皆が思い出しこの子たちの話をする事が御供養ですね
by 大将 (2007-10-07 17:30)
>大将さん ありがとうございますm(_ _)m
事実を忘れてしまうというのが一番の悲劇かもしれませんね。
来年,また行ってみようかと思います^^
by たかれろ (2007-10-07 17:49)
こんにちは。またまたお邪魔します。
犬の話題に反応してしまいました。
タロとジロは、信じて信じて、待ち続けてたんだと思います。
ハチ公もそうですけどね。
札幌在住ですが、植物園には久しく行っていません。
行ってみたくなりました!
by yuehwa (2007-10-07 19:04)
犬好き人間としてこの事実は辛い話です 今でこそ都会には捨て犬なんてウロウロしていないとは思いますが 年間通してかなりの数の小さな命が失われています 身勝手な人間のためにね それでも たろ じろは お迎えがきたのだから 幸せななほうなのかもしれませんね。日本の南極物語の映画は泣けるし辛いから二度と見たくないけど 米版の南極物語も面白かったですよ~
by sakurahime_mai (2007-10-07 19:45)
>yuehwaさん こんばんは(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
私も,「タロ」達は,観測隊員達が帰って来ると信じて
待ち続けたんじゃないかと思います。
だからこそ,1年もの間厳しい南極の環境で
生き続けることができたんじゃないかと・・・
11月で今年の営業が終わってしまいますので
散歩がてらどうぞ^^
by たかれろ (2007-10-07 20:48)
>桜姫さん こんばんは(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
米版の南極物語があるなんて知りませんでしたよ^^
日本版は映画館で見ましたが,感動しましたね~
あの時の感動が,「タロ」の剥製を見た時によみがえりました。
人間の年でいうと,90歳ぐらいまで長生きした「タロ」。
天寿を全うできない犬も多い中,確かに,
幸せだったのかも知れませんね。。。
by たかれろ (2007-10-07 20:59)
こんばんは。この記事を読みながら、涙があふれてしまって…
も~泣けてしまって、鼻水ジュルジュルで駄目です(;;)
たかれろさんは「当時の極限状況を体験しても居ない人達に,観測隊員達の行いを非難する事はできないと思います」 とおっしゃっていますが、私の気持ちとしては、「南極の他の動物達を襲ってまでも」生き延びて欲しいという気持ちの方が先に立ちます。
首輪に繋がれたまま、餓死した犬もいましたよね。
そんな事絶対出来ませんよ。タローは北大で飼われていたんですね。
亡くなった他の犬達の分も、長生きしましたね。良かった良かった。
by りか (2007-10-08 01:01)
>ritaさん こんばんわ(o・ェ・o)ノ
「タロ」だけでも,長生きできて本当に良かったですよね^^
犬は道具ではなく,人間と同じ生き物なので
命の重さも一緒ですね。
大将さんのおっしゃる通り,たまには「タロ」を思い出して,
命について考えてみましょう^^
それがきっと最大の供養になりますよ。
by たかれろ (2007-10-08 02:41)
『死』と言うものを考える事が有ります、
『死』は終わりではないと大将は思います、
毛虫が終焉を迎えたと感じたとき、
それと同時に蝶は『誕生』を迎える時である
by 大将 (2007-10-08 09:26)
>大将さん
そうかもしれませんね~
命というものはつながっていて,ある生物の死によって,
また違う生物へとその命がバトンタッチされて行く。。。
姿形は変わっても,命は受け継がれていて
たまたまその過程で,人間だったり犬だったりしているの
かもしれませんね^^b
by たかれろ (2007-10-08 09:41)
コメント有難う御座いす。ご北海道でも道東の住まいですね!
by takemovies (2007-10-08 11:29)
>takemoviesさん コメントありがとうございます^^
今は札幌に住んでますが,
道東は,年に一回は必ず行ってますね~^^b
綺麗な空気,広い景色,おいしい食べ物・・・
道東っていいですよね~♪
by たかれろ (2007-10-08 12:44)
>a-takakiさん こんにちは(o・ェ・o)ノ
いつもご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-08 12:45)
>xml_xslさん こんにちは(o・ェ・o)ノ
いつもご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-08 13:33)
>水郷楽人さん こんばんは(o・ェ・o)ノ
いつもご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2007-10-11 21:11)
この姿見ただけで、胸が熱くなります。
映画「南極物語」を思い出しました。
by (2007-12-05 22:43)
>NETの爆弾さん こんばんは(o・ェ・o)ノ
ご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございましたm(_ _)m
by たかれろ (2007-12-05 23:57)
>shinwaさん こんばんは(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございましたm(_ _)m
実際にあった出来事なので,
いろいろと考えさせられます。。。
我々の後の世代にも,伝えて行きたいですね。
by たかれろ (2007-12-05 23:59)
小さいとき「南極物語」を不用意に観てしまって以来、動物の映画をみるのはやめております。
たかれろさんの記事を読んで、タロの剥製の顔みたら、またぐっすんモードになってしまったけど、こーゆー気持ちって大切なのかもしれませんね。。。
by CC (2008-10-23 23:46)
>CCさん こんばんわ(o・ェ・o)ノ
nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございましたm(_ _)m
タロもジロも,こんなに想ってくれる人がたくさん居て
喜んでいると思いますよ^^b
札幌にいらっしゃった時は,ぜひ逢いにいってください。
by たかれろ (2008-12-04 17:04)
初めまして。剥製の存在は初めて知りました。
犬たちの気持ちを考えると胸が一杯になりますね。
ドラマも話が分かっていただけに見ることができませんでした。
最終回ちらっと見たのですが、そのちょっとで涙涙・・。
犬たちは好き好んで志願していないのに、こんな目にあうなんて・・。
二度と繰り返してほしくないですね。
by みぃにゃん (2011-12-19 15:39)
>JUNさん こんばんわ(o・ェ・o)ノ
ご訪問&nice!を頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
by たかれろ (2011-12-19 22:58)
>みぃにゃんさん はじめまして!
ご訪問&nice!&コメントを頂きまして,ありがとうございました。
これからも,よろしくお願い致しますm(_ _)m
当時の状況を考えれば、誰が悪いというコトは言えないと思いますが、
自分が大切にしている犬だったらと思うと、大変心が痛みますね。
命について深く考えさせられる話です。。。
by たかれろ (2011-12-19 23:05)
樺太犬「タロ・ジロ」は、人が逆境に生き抜く勇気と知恵を、そして動物は人を信頼をしている事を教えてくれた事例だと思っております。日本人の思いが風化しないところでひっそり佇むのも、「よかし」ではないですか。さて2枚目の正面の写真と3枚目の博物館の写真は懐かしくて、懐かしくて・・・。昔を想い出させてくれます。昔は正面ゲートの前に小川が流れており、秋に鬼胡桃が流れてくるの拾ったものでした。又園内では西洋胡桃も・・・、余り大きな声で言えない方法で・・・。ちなみに小学生の頃、植物園のすぐそばに住んでいました。
by 二美桜・よし乃 (2012-12-13 20:38)
>二美桜・よし乃さん こんばんわ!
ご訪問&コメントを頂きまして,ありがとうございますm(_ _)m
正面ゲートの前に小川が流れていたのですか!
サクシュコトニ川の支流なんでしょうかね??
都会化が進む札幌市中心部でも、あちこちに
昔から変わらない場所も残っています。
懐かしんで頂いて嬉しいですよ(^^
by たかれろ (2012-12-14 00:28)
名前を実名から改名(URLも)しました。申し遅れ失礼しております。さて小川の件ですが、園内の南端に湧き水が出ている(アルミコップが置いてあり、飲めました)ところがあり、小さな池となっていました。ここを水源地として、一旦東へそして北へと向きを変え正面入り口前を通り流れていました。最終的にどこに繋がっていたのかは分かりません。多分北大構内の小川に・・・?サクシュコトニ川の支流のひとつと思います。
by 二美桜・よし乃 (2012-12-14 09:07)